私の汽水魚飼育       

失敗談

 ある意味これが一番大切かもしれません。誰かの役に立つなら・・・恥を忍んで晒します。どうか私と同じ轍を踏みませんように。

失敗談1:淡水ハオコゼ飼育の塩分濃度が薄すぎ
 飼育当初は1/4海水ほどの濃さで始めたが、徐々に淡水ハオコゼの色が白くなり弱っていった。再度比重計で測定したらなぜか1/8海水ほどの濃度になっていた。普通は薄くなる要素などないのだが・・・。水替えの時に人工海水を入れ忘れたというようなお馬鹿なことをした憶えもない。徐々に海水を濃くしていくことによって次第に回復。

失敗談2:インド淡水カレイの混泳
 インド淡水カレイという魚を、淡水ハオコゼ、バンブルビーゴビー、マッドスキッパーのいる水槽に追加した。しかし他の魚が先にエサを食べてしまいインド淡水カレイまでエサが回らない。そこでピンセットで一本ずつ冷凍赤虫を与えてみたが、全く口にしない。冷凍赤虫を食べないときはイトメなら食べるかもしれないと書かれたサイトを見つけたため、早速ピンセットで与えてみたがこちらも全く食べない。どうやら混泳している他の魚たちがストレスになっていたらしい。結局最後までエサを食べているところを見ることなく、2ヶ月ほどで死なせてしまった。

失敗談3:淡水ハオコゼの混泳
 水槽立ち上げ当初は淡水ハオコゼとバンブルビーゴビーを混泳していた。次第に淡水ハオコゼが大きくなり、バンブルビーゴビーの2倍ほどになったとき、忽然とバンブルビゴビーが1匹消えた。 また、淡水ハオコゼの2/3ほどのサイズのデルモゲニーを混泳してみたが、こちらは1日で消えた。結論「淡水ハオコゼの混泳相手は、淡水ハオコゼより大きいサイズの生体が無難」

失敗談4:外部フィルター交換で惨事
 外部フィルターから水漏れしたため、新しい外部フィルターに交換したのだが、その直後から生体があっという間に調子を崩しだした。(詳細はブログ) 結局交換後3日で1年以上飼育した淡水ハオコゼが2匹とも死亡。マッドスキッパーも現在不調。ろ材も古いものを使い水質も大きく変わっていないと思うのだが、いまだ原因不明。

失敗談5:シルバースキャット性格きつすぎ
 淡水ハオコゼと同じ水槽で売られていた、シルバースキャットを1匹購入した。同じ水槽で売られているくらいだから混泳できるだろうとタカをくくっていたが、水合わせしている最中から淡水ハオコゼを突っつきまくり。スペースが狭いからかも知れないと思い、水槽に移してみたが、今度はデルモゲニーを追いかけまくり。結局、セパレーターで隔離、最終的には別水槽で単独飼育することになった。

失敗談6:pH測定をサボった結果

 あるときからシルバースキャットの具合が極端に悪くなり、まっすぐに泳ぐことすらできなくなった。最初は何らかの病気に感染したのかと思いグリーンFゴールド等で薬浴していたがなかなかよくならなかった。
 ある日何気にpHを測定してところ汽水魚を飼育するにはありえないほど極端に酸性を示していた。実は数ヶ月前から底砂を全て取り除いてベアタンクで飼育していたわけだが、底砂にサンゴ砂が混じっていたようで、それ以降徐々に酸性になっていったらしい。そこで家にあったサンゴ砂を再び投入し水質をアルカリ性に戻したところ、徐々に回復傾向にある。
 改めてpH測定の大切さを思い知らされた出来事だった。それ以上にスキャットのタフさに関心させられた。

     

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